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2022-02-19

2022年2月13日 二十日正月の日

近くにある 工場の屋根の向こうに どっしりと「熊倉山」がある。日日 見慣れている山なので ある程度その日の天候の具合も分かる。

朝から頂上近くが白っぽく観えて 秩父は今年になって 二度目の降雪を迎えるらしい。

空の色、山の色が それを感じさせる。

二十日正月、はつかしょうがつ そのまゝ 1月20日の呼び名ですが、最近は使う人が少なくなって来ているのかな? ピンと来ない人が多い。

随分昔の話しになるのだが 私が嫁いだ頃 実家の母との会話の中では 普通に使っていた言葉だったので (といっても60年も前のこととなるのだが) 懐かしい・・・

変りなく 今も使っている。その都度母が浮かぶ。

電話で

「二十日正月には 泊りがけで 来られるの?」は母から私への ことば

「しばらく逢わないから 大きくなったろうね?」は母から初孫への ことば

暮れから→正月→小正月 の忙しさから解放される二十日正月を 期待して待って居て くれたのだ。

父母の想いを今更の様に有難く思う。

長い歳月を経て人の想いやり というものえの 感謝を心に深く思える様になって来たという事か・・・

さて

高校生のころ お茶とお花の稽古をすゝめてくれたのは母でした。私の生涯を通しての支えになってくれた茶道と花道でした 点前だけではない 人としてもっと深い深い心の持ち様など たくさんの事を学ばせていただいた日日でした。

稽古場を持って 40年近く 主人に、家族に、支えられ何よりも毎週稽古に来ていただいたお弟子さん達に心からありがとう

今年の1月 20日正月の日に教授者としてではなく 1人で 時々に ゆっくりとお茶をいただく時間を持ちたい、持とうと決めました。

 ゆるやかに 一人を慎んで行きたいものです 

 ギスギスせず ゆるやかに

やはり 夕方から みぞれとなり雪となった。

秩父は低温注意報が毎日のように出ている

  寒い サムイ!!

二十日正月の玄関飾り/木目込み人形:自作 花:椿と蝋梅 花入れ:ぞろり

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